英語の帰りに娘と買い物に行った。
まずドラッグストアで湿気取りなんかを買って、次に食料品。
いつもはディスカウントストアに行くんだけど、今日は広告が入ってて安かったコープへ。
コープって品質が良くて好きなんだけど、外にちょっとした子供の遊び場があるんで、めんどくさくってなるべく避けてたんだよね。
まあ娘一人だから遊びたいって言ったら遊ばせてやろうと思い、駐車場へ・・・。
車から降りたら案の定、遊びたいって・・・。

そこで約束をした。
「母さんが買い物して出てくるまで、遊んでるんよ。知らないおじさんについて行ったり、駐車場に行ったらだめよ。いい?後から会おうね。」
「うん。」
全く初めてのことだった。娘を一人で遊ばせたまま買い物に行くなんて。
車で待たせてることはよくあるんだけどね。
後から会おうねなんてめったに出ない言葉。言いながら「あの時、後から会おうねって言ってたんですう」なんて泣いてる自分をちょっと想像してしまってた。
滑り台のほうへスタスタ歩いて行ってる娘の後姿を確認しつつ私は中へ。
今日は100円均一の日だから目移りする。
早くしなきゃって思いながら、慣れない店なのでなかなか効率よく回れない。
青果、鮮魚、精肉、加工、パンまでやっと一周して娘のいるであろう遊び場の見えるところまで行ってみた・・・。
・・・・いない。
サーっと一瞬青ざめた。
まさかと思ってカートを置いて外に出てみたけど、誰もいない。
名前を呼んでも出てこない。
もしかして店に入って私を探してるのかもって思ってもう一度中に入ってカートを押しながら、回ってみた。
もちろん大きな声で名前を呼びながら。
・・・でもいない。
また外に出てみた。今度は車にも戻ってみた。
遊び場に男の子がいたので「ねえボク、髪の毛をこうやって二つにに結んでる女の子見なかった?」って聞いてみた。
男の子は首をかしげて「うーん、見たような・・・」って。
その頃はかなりパニクってたみたい。
時間的には短い時間だけど、その間にダンナに電話したほうがいいかな?とかお店の人に一緒に探してもらったほうがいいかな?とかいろいろ考えてた。
もう一度店に入って、ふと通路に目をやると娘がふらーって歩いてる。
「○○ー」
って呼んだら、「母さーん」って走って来て別に私を探していた様子も、迷子になって不安がってる様子もなく
「母さん、○○なあ、これが欲しいんじゃけど」って握り締めてた駄菓子を私に見せた。
私はその場にへなへなーと座り込んで、「母さん、外の滑り台のところにいなさいって言ったじゃろー。どうしておらんかったん?」
って問い詰めた。
娘は「だってー飽きたんじゃもん」だって。
「母さん、○○が変なおじさんに連れて行かれたんかと思ってすっごい心配したんよー」
「ちゃんと約束守らんといけんがー」
「母さんが名前呼んでたん聞こえんかった?」
もういろいろな言葉を弾丸のように浴びせて、
「でも、おってよかったー。あーよかった。」
そう言ったら、はらはらと涙が溢れてきた。
娘もきょとんとしてたけど、自分がいけないことをしたってことに気がついて「ごめん・・・」って謝ってた。
お酒のコーナーの人通りの少ないところでのやりとりだったからよかったけど、ちょっとしたドラマみたいだったわ。
で、娘の持ってきた駄菓子はあまりにもマズそうだったので、アイスクリームを買ってあげて二人で食べました。
怒る気持ちより安心のほうが大きくて、娘がいることの幸せを改めて感じたのでした。
こんな世の中だから何が起こるかわからないもんね。
もうすぐ4歳でもまだまだちびっ子だし。
子供の命は親が守らないとね!!

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