参観日

2005年5月23日 家族・子育て
幼稚園初の参観日。
息子を預けて登園。お弁当を食べるところを見るまでずっと幼稚園にいた。
参観日の心構えで『お子さんの行くところ行くところ追って、よく観察してください。その際、口出しや手出しはせず見守るように』と・・・・。
登園後、すぐに仲良しのSちゃんとずっと仲良く遊んでいた。
って言うか、Sちゃんは毎朝もじもじしているので、娘がぐいぐいひっぱっていって、徐々に慣れて行く感じなのだ。
お絵かきの時間も、娘が使う色、順番の全てをまねっこ。
娘もSちゃんが好きなのでうれしそう。
(あー、今日は大丈夫って思った)
それから、一時間くらい別室で懇談があって、お弁当参観の為、部屋に戻ると、娘の隣はSちゃんではなくKちゃんが・・。
Kちゃんは娘にいつも意地悪をする子。
SちゃんはKちゃんの双子のRちゃんの横に座ってる。
あれ?って思ったけど、娘は楽しそうにお弁当の間もKちゃんにどんどん話しかけてる。
(まあ、よかった、よかったって思った)

帰りの時間になって、KちゃんもSちゃんの横に行き、SちゃんはKちゃんとRちゃんに両脇を固められていた。
娘も入れてもらおうとしたんだけど、「だめー」って・・・。
娘は黄色い帽子を目のところまで下げて、みんなに知られないように泣いていた。
私はその一部始終を見てたので、胸が締め付けられるようだったけど、親が口出しすることはできない。
だから、見てるしかなかった。
帰りの時間の歌。
いつもなら、誰よりも大きな声で歌うであろう娘はみんなの後ろの方で小さくなっていた。

さようならをして外に出る時も、Sちゃんの横には行けない。
とうとう娘が大きな声で泣いた。
先生もどうしたの?って来たけど、端から見たら娘が我がままを言っているようにしか思えない。
Sちゃんも午後になって幼稚園に慣れてくると、娘の存在が必要でなくなるみたい。
娘としては???の連続だと思う。
お弁当の時間のことを娘に聞くと、
あの時Sちゃんの横に座ってなかったのは、RちゃんがKちゃんの横にすわるようにって指示したからなんだって。
なんだかなー・・・。
Kちゃんたちのママは本人たちはそれほど深く考えてないって言うけど、考えなしでやってることだったら余計にたちが悪い。

1時間くらい遊んで帰るときも、Sちゃんの脇にはKちゃん、Rちゃん。
娘がまた泣いたので、先生が出てきた。
先生のお手並み拝見だ。
先生は両方の気持ちを聞いてたけど、お互いの意見は食い違う。
そりゃそうだ。
泣いていた娘が
「あっいいこと思いついた!駐車場までこのまま歩いて、そこからさよならしたら○○(娘)とSちゃんが手をつないだらどうかなー」って・・・。
頑張って声をふりしぼって、みんなの納得する意見を考え出した。
みんなが納得すると、元気に駐車場までかけっていった娘。
気持ちの切り替えの早さに感心すると共に、涙が出そうになるのをこらえるのが大変だった。
Kちゃんたちは車で、Sちゃんと娘は徒歩なのだ。
それを思い出して、提案した娘、あっぱれ。
辛い思いもするけど、強く優しく育ってほしい。

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